ジョグジャカルタ思い出し日記 西田有里

2000年代終わりのジャグジャカルタ 。
観光客で溢れかえる町の路地裏にはインドネシアの庶民の暮らしがあった。
写真には残さなかったけれど、あれよあれよと毎日を過ごすようになった路地裏の家とそこに住む人々のこと。インドネシアの伝統音楽ガムラン演奏家である西田有里が、芸術の古都ジョグジャカルタでの懐かしくて可笑しい日々を綴る、思い出の日記。視点視マガジン連載中。

この家は、ジョグジャカルタの目抜き通りであるマリオボロ通りの一つ東側のマタラム通りにあり、道路に面した商店の裏に小さな長屋のような建物がひしめき合っているような場所です。思い返せば、ここでの日々の生活の中の些細な出来事が私のジョグジャカルタという町の印象を形作っているように思います。

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