竹ノ内ひとみ著「あはひの季」刊行記念 あはひの季 KAGE 展 2026年3月6日(金)-3月8日(日)

「あはひ」とはなにかを問いかける、

マンガと俳句による四季の物語『あはひの季』刊行記念特別展



季節から季節へ、俳句からマンガへ。書籍『あはひ(あわい)の季』はマンガ家の竹ノ内ひとみと24人の俳人が一年をとして詠い、描いた、俳句とマンガのコラボレーション作品です。本作の刊行を記念して3月6日(金)〜8(日)の3日間、『あはひの季KAGE』と題しインスタレーション展を開催いたします。


「あはひの季」書籍。春夏秋冬の創作マンガと俳句とエッセイで編まれ、竹ノ内によって4年かけて制作された。



『あはひの季』では、季節と季節、言葉と絵、人と自然など、あらゆるものの「あはひ(あわい)」が表現されました。
「あはひ(あわい)」は「間(あいだ)」を表す古い言葉です。物の間だけでなく、人の仲や、色の具合、季節のうつろいなど、さまざまな場面で使われていました。
かつての人々は、文脈の中で意味を掬い取り、言葉の情景に身を委ねることで、答えることよりも感じることを大切にしていたのかもしれません。
しかし、あらゆることが細分化され常に正解を求める現代において、わからないことをわからないと感じる勇気さえ人々は持つことができなくなっているのではないでしょうか。

本展では「あはひの季」のマンガと俳句の展示に加え、俳句をもとにしたダンスパフォーマンスの映像展示及びライブを行います。
本から空間へ、言葉から身体へと場をひろげ、実際に映し出されるあらゆる「影」にあはひなるものを見出します。
月の影、枝の影、人の影、「影」という言葉には、光のうつろいや、日のゆらぎを感じることでしょう。
私たちは、曖昧なものを曖昧なままにとどめる心の重要性を見つめ直すとともに、わからないことを楽しみ、感じることでしか得られない静けさの必要性を問いかけます。



本書から抜粋した俳句に振り付けをし、俳優と俳人が踊る俳句映像作品。本展では出演者を新たに会場でライブパフォーマンスを行います。





作家プロフィール





竹ノ内ひとみ(たけのうち·ひとみ)


1982年東京都生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。2012年イースト·プレスにて漫画家デビュー。2022年リトルプレス滔滔舎を設立。執筆から流通、展示やプロダクト制作など、出版にまつわるすべてのことを作品として活動を始める。科学、文学、デザインなど、あらゆる文脈からマンガ表現を捉え、他ジャンルとの協働制作に従事することにより、マンガの未知な可能性をひきだすアプローチを続けている。主な著作に、小料理屋を舞台にしたエッセイ「のれんをくぐりましょ。」(イースト·プレス)、科学者とのSFプロトタイプマンガ「RE:F AMILY」(ハイトメディア)、ダンスカンパニーをモチーフにしたドローイング集「Fan des  Femmes」(滔滔舎)など。



展示基本情報


会期                       2026年3月6日(金)〜3月8日(日)


開館時間                     12:00〜18:00

                         【パフォーマンスインスタレーション】
                         3月7日(土)8日(日) 
                         14:00-14:30/15:00-15:30/16:00-16:30
                         会場内で自由にご覧いただけます。


会場                       などや島津山(東京都品川区東五反田3丁目7−15)


観覧料                      無料


主催                       滔滔舎


協力                       などや、LUFTZUG、FMG    



         

パフォーマンス演出・振付:菅尾なぎさ

映像監督·編集:いしいこうた

映像撮影:高木孝一

映像撮影助手:大野歩

上演出演:上田咲希、桑原史香、今野灯

映像出演:岩田奎、呉城久美、桑原史香、今野灯

設営・テクニカルディレクター:遠藤豊(LUFTZUG)

デザイン:林琢真、原嶋亮輔

PR:山本真澄

スチール:ファティマ悠

協力:岡村俊輔、花村ひろ子、

俳句:相子智恵、浅沼璞、池田睡、板倉ケンタ、岩田奎、内野義悠、川﨑乃古亭、岸田祐子、ごしゅもり、斉藤志歩、三枝ぐ、鈴木牛後、髙野恵、卓鐘、田中冬生、鴇田智哉、西川火尖、西村麒麟、真篠みどり、松本てふこ、村松麻美、みやさと、宮本佳世乃、四ッ谷龍